Life2.0
「Web2.0」時代到来の背景には、生活者自身の気づきや態度変容があるはず。 それを「Life2.0」と捉えて、いろいろな事象を考えていくblogです。
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「Google」と「広告ビジネス」の親和性その2...通話料、メール代、0円を本当に実現するのはGoogleケータイ
うーん、いい感じです。エントリ連発。

さて、前回は、
Googleの使命である「世界中の(リアル世界のものも含めた)情報の整理」を引用した上で、

「生活者の興味あるコンテンツ(=情報)を基準に、それと広告(=情報)を紐付ける」
という広告ビジネスは、Googleの使命に含まれるのです。

「Googleという存在」と「広告ビジネス(の本質)」は極めて親和性が高いと言えるでしょう。


という主張をし、YouTubeの買収による広告ビジネスの拡大はごく自然なことだということを書き、さらに、

営利企業からは、その「情報整理代」としてお金をもらっているということです。
※もう少し付け加えるならば、以上のことから、Googleは「BtoB企業」と言えます。「BtoC企業」ではないのです。
だから、生活者はGoogleを無料で利用できるのです。
というか、もっと言うと、「生活者のGoogle利用」が、「BtoBビジネスを生む源泉」になっていると言えます。ですので生活者のGoogle利用料を無料にするのは至極当然と言えるでしょう。


という結論に至ったエントリでした。
※ここで、「情報整理代」について念のため少し補足をしておくと、それは従来でいう「広告が入るメディア枠の価格」に他なりません。
ただ、違うのは、従来の広告メディア枠はそのコンテンツを見る人の数を基準にして価格が決まっていたのに対して、Googleの方は精度の高い情報の整理(=「コンテンツ」と「広告」の紐付け)というテクノロジーの結果、生じた生活者の広告のクリックという行動に対して価格が決まります。
したがって、「メディア費」という表現より、Googleがテクノロジーを駆使して企業の情報(=広告)を整理した、というニュアンスを表現する「情報整理代」の方が、しっくりくる気がします。


さて、ここまでエントリを積み上げてくると、前回予告した「Googleケータイ」について、とても書きやすいです。

Googleの使命は、「世界中の情報を『生活者のアクセスし易さという観点に立って』整理すること」です。
それを再度、念頭において、以下の議論に移りましょう。

普段、
生活者は意識的にも無意識的にも、常に情報を処理し続けています。
それは、ケータイを持ち歩いている時もそうです。
例えば、そのように街を歩いている生活者がふと思い立って、よく行くデパートに向かったとします。
で、向かっている途中に何気なく時間を確かめようとケータイを開いて画面を見ると、
「本日、KATHARINE HAMNETTのスーツ、全品30%オフ」
という広告が出ている・・・。
そのブランドはその生活者お気に入りのブランド・・・。
※ちなみにブランドは自分の好みですw

それがGoogleケータイです。

つまり、(上記のほんの一例では)「生活者のリアルタイムのGPS情報」と「生活者が使用しているG-mail情報履歴」と「企業の広告情報」を整理したことになります。
そして、その
「本日、KATHARINE HAMNETTのスーツ、全品30%オフ」
広告がクリックされた、もしくはクーポンとして使用された場合は、KATHARINE HAMNETTはGoogleに「情報整理代」を支払う、という構造になります。

・・・それはつまり「BtoBビジネス」ですので、当然ながら生活者のケータイ利用料金は、0円です。


これが、(ソフトバンクの嘘ギリギリのインパクト広告の0円ではなく)本当の0円ケータイを実現するかもしれないGoogleの新たな野望です。
※したがって、Googleは金融産業にも参入するかも知れませんね。費用発生に関連する情報を押さえるために、「Googleファイナンス」、とかいってw でもホントにありそうです。尤もM&Aの形をとるかも知れませんが。

上記のソースとしては、広告βさんメディア・パブさんを経てたどりついたメディア探求さんのこの記事です。

CNNの記事(ロイター配信)のポイントを要約すると、

・ターゲットを絞ったモバイル広告によって将来、携帯電話の料金は無料になる。
・実際には、新聞が広告収入を得ながらも無料でないように、完全には無料にはならないかもしれないが、かなり安くできる。
・テキストや、ブランドイメージ、ビデオの広告を携帯のスクリーンに送る実験を始めている。
・先進的な取り組みとして、ワンセグやモバイルコマースが進んでいる日本で提携に成功した(auのこと)
・グーグルは、やがてモバイル広告の収入が現在のPC上のテキスト広告に匹敵する規模になる、とみている。

待機中の携帯のスクリーン上に絶えず広告が送られてくる仕組みのようだ。 既にPCを通じてがっちり集めた各ユーザーの趣味趣向の情報に、モバイルのGPSを通じた位置情報を組み合わせれば、相当に効果的な広告が打てるということでしょう。孫さんのインチキ広告とは違って、本当に価格破壊が実現しそう。


・・・Googleですよ、Google。
本当に実現させてしまいそうで、怖いです。はい。
(ちなみに上記「メディア・パブ」さんのリンク先記事では、1年先にはアメリカ市場で実現しているかも、って言及してますです。)

YouTubeに、このGoogleケータイが続くのを見る限り、
どうやら、Googleは「情報整理=広告ビジネス」という錬金術を見つけてしまい、それを最大限に活用・展開するつもりのようですね。
それはすなわち、既存のビジネス構造を完膚なきまでに破壊することを意味しています。テレビやケータイという情報インフラ産業全てを。
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