Life2.0
「Web2.0」時代到来の背景には、生活者自身の気づきや態度変容があるはず。 それを「Life2.0」と捉えて、いろいろな事象を考えていくblogです。
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サードプレイスとしてのニコニコ動画の「モチーフ」...広告βさんの記事に共感
広告βさんの「サードプレイスと収益モデル」というエントリー
が面白いので、便乗します。
最初はコメント欄に書いちゃおうと思ったのですが、長くなりそうだったのでw

広告βさんのエントリーの主旨は、
サードプレイスとは、「溜まり場」のようなもので、
多様なビジネスチャンスがあるのでは?
というものです。

そこで、「ニコニコ動画」についても、考察されており、
いろんなリアルの「溜まり場」をモチーフにすると、
そこに収益化へのヒントがあるのでは?
との言及がありました。

※原文を引用しようと思ったのですが、
 本文全部を引用しないと、ちょっと意味が分かりづらいな、
 と思ったので、意訳しました。


で、僕もその「モチーフ」を考えてみました。
(というか普段からツラツラ考えていることをまとめてみた)

ニコニコ動画は、
「ルネサンス時代のパトロンと芸術家が集うカフェ」
ではないかと考えています。
(ポイントは「パトロン」です)

ニコニコ動画上の“職人”が「芸術家」で、
“コンテンツホルダーや広告主”が「パトロン」です。

現状、
“職人”や“職人の芸を見物しに集う一般人”からの
“課金”(=「場代」)による儲けがほとんどです。
(しかも、タダ見がほとんどw)

ただし、
「パトロン」が「芸術家」に「チャンスを与える」ように
なってきたことは見逃せません。
その流れで様々な素晴らしい「(合法的)作品」が
生み出されるようになってきました。
「高いお金で買われる」ようになる日も近いでしょう。

「カフェ」は「パトロン」と提携(癒着?w)しているので、
今後は、「パトロン」からの収益も増えてくるかも知れません。

※また、“バナー広告”は「パトロンの張り紙」
 といったところでしょうか。

「場を制する者の一人勝ち」とまではいかないかも
知れませんが、
今後も目が離せないユニークなビジネスモデルである
ことは間違いないと思ってます。


・・・「ルネサンス時代のパトロンと芸術家が集うカフェ」
ってきっと活気があって、多様な表現があり、議論があり、
カオスな空間だったと思うのですよ。

なんかピッタリだと思ったんですよね、今のニコニコ動画に。

あと、「パトロン」ですが、
コーズマーケティング的な意味合いも含ませています。
今は「エコ」が注目されがちですが、
「豊かで新しい文化の醸成」にも可能性があると思います。

企業活動と文化的創造の、
新しい融合の形も、模索が始まっている気がします。


※以上の考察は
http://dreamyou.blog26.fc2.com/blog-entry-151.htmlを元にしています。手前ミソでごめんなさいw
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コンテンツビジネスの可能性03...テレビとWebの融合はコンテンツビジネスで起こる
コンテンツビジネスに広告代理店が参入する可能性を考えてみる
エントリー第3弾です。

【第1弾】:iメディア単体では儲からん。
メディアとしてではなくコンテンツとして、周辺領域と連携しないと
効率が悪い。


【第2弾】:メディアセールスの代理ではなく、
コンテンツセールスの代理店になっていくべき。


で、第3弾ですが、
テレビ局の中の人と呑む機会があったので、
そこで出てきた話題を幾つかご紹介。


■テレビ局もいよいよ悩んでいる。
・昔からコンテンツコンテンツと一部では騒がれてはいたが、
 CMが売れなくなって、いよいよ本格的に
 (取り組まざるを得なく)なってきた様子。
・まずは、「Webコンテンツ単独でビジネスになるもの」
 (例えば、ケータイ課金コンテンツとか)
 「番組との連携が最小限で済むもの」
 (権利処理と情報経路の問題)
 との方針があるらしい。

■コングロマリット化についてはまだまだ不透明。
・どのような体制を敷くか、まだまだ見通しがついていない。
※Wikipedia貼っときます。

■代理店から見た現状のテレビ・コンテンツビジネス。
・まず、「CMを売るための付加価値」として捉えた場合、
 手間の割りに儲からない。
・感覚としては、1.1の手間をかけると、
 前年比0.9だったのが1.0に戻る、というくらい。
・次に、「CMセールス外におけるビジネス」とした場合、
 積極的に人員を投入し、テレビ局の該当部署に、
 人を貼り付けるフェーズに入ったらしい。(情報戦)


・・・とまあ、こんな感じの話しをしてたので、まとめると、

テレビ局もテレビ局に近い代理店の人間も、
既存ビジネスとの連携は念頭に置きつつも、
「新しいコンテンツ代理ビジネススキーム」の
模索が加速してきた。


といった感じでしょうか。
第2回までのエントリーや、前回のエントリーも合わせると、

「コンテンツ(代理)ビジネス」の模索は、
Web領域から外堀を埋める流れと、
マス・テレビ領域からWebへと拡張していく流れが、
そこかしこで融合しつつ、発展・整備されていく。


ということになるかと思います。
うーん、書いてまとめてみれば、何と当たり前な結論w

ただ、怖いのは、
「誰かがやるよ」的なスタンスをとってしまうこと。

じ ゃ あ 、 誰 が や る ん だ !

と問いたい。(誰にw)

・・・自分は自分でできることを精一杯やるつもりです。
こういった情報の発信と、実際の案件での動きですね。
まずは何か1つ、と思ってます。


※今回のテレビの話題については、
 あくまで僕が聞いた話しですので、
 「こんな流れもあるぞ」といった情報があれば、
 ぜひご指摘ください。
「ヤマ張り合戦」から生まれるヒット広告施策(=dissilient)...「広告系ブロガー新年会」で確信したこと
「広告系ブロガー新年会」に参加してきました。

もうすでに沢山の感想エントリーが挙がっていて、
出遅れ感はあるのですがw、数日が経った上で、
少し俯瞰した視点から、当日感じたことを書いてみます。
(まあ、これが自分流の芸風ということでw)

今現在の僕の心境を正直に表現すると、
「安堵、不安、やる気、焦り」
というカオスな感じになります。
この理由は最後に説明します。


さて、
当日、沢山の「広告系ブロガーの方々」ばかりでなく、
「『広告系ブロガー』となんらか関連がある方々」とも
沢山お会いし、確信したことがあります。

それは、
「今年、確実に『従来の広告ビジネスのスキーム』以外の(もしくは包含した)
新しいビジネススキームに繋がるヒット事例(=dissilient)が出てくる」
ということです。

↑これは今年に入ってから、言い続けていることではありますが、
もはや“事実”と言い切ってしまってもいいかも知れません。
そのくらいの確信があります。

その確信に至った要素を順を追って説明してみます。
※要素は参加者の発言(のトーナリティー)をまとめたものです。
・個々の発言詳細は自重しますが、各参加者のブログで
 容易に確認できると思います。
・当日の「Life2.0」の発言に関しては、ご自由に載せてくださいw


■「広告」という概念に対する解釈の多様化。
・この会に集った方々の業種の広さが、それを象徴している。
・「総合広告代理店」「ネット専業広告代理店」「新規広告代理店」
 「メディア」「コンテンツ」「Web系テクノロジー・インフラ」
 「プロダクション」、そして「クライアント」・・・。
 (2つ以上の業種を兼ねている企業もあります)
・これら全ての業種が、個々の立場から「広告ビジネス」の
 これからについて真剣に考えているという事実。

■個々のプレイヤーが目指す方向の一致性。
・以上の業種の誰もが
 「今のままでは将来食っていけなくなる/置いていかれる」
 という危機感を持っている。
・他業種との業務上の連携をアクティブに持とうとしている。


以上、2つの要素から導ける結論は、
「08年は新しい広告施策の『ヤマ張り合戦』となる」
ことは自明ではないでしょうか。

そして、その「張られた沢山のヤマ」の玉石混合の中から、
必ず「ヒット広告施策」が出てくるでしょう。
生活者という網の目にふるい落とされて。


では、具体的にどこに「ヤマを張る」流れになるのか?
それを少し考えてみます。

■「コンテンツ」という概念の因数分解。
・まず、ゲームに可能性があると考えます。体験を演出しやすい。
・それから、その他のエンターテインメント・コンテンツも勿論です。
・そうなると、アーティストやブロガーなどの「人」自体も出てくる。
・それらはUGCで実現されるかも。
・環境マーケティングもこれからだが、次は文化系!
 「パトロン・マーケティング」とか。
・・・以上、
 従来は「コンテンツ」と考えられていたものが「メディア」化していく。

■「Webからマスへ」という流れが実は自然。
・細い小川のような支流が次々と束ねられていき、
 太い河川になっていくのと同じ。
 (そのメタファーに乗せるなら、「雨」が「マス広告・情報」だと思う)
・いきなりテレビで「ヤマ」を張る事例は限られる。
・様々な「Webコンテンツ施策」が登場し、
 マスとの連携を模索する中で、ヒットが生まれてくるはず。
 (Webで熱量が高まったものだけをマスで発散させる考え方)

※まずは周辺から「外堀を埋めるように」変化は進んでいく。
 2011年までにはテレビ業界にとって無視できないボリュームに
 成長している可能性アリ。

※今回の「広告系ブロガー新年会」に電通やテレビ局などの方々が
 参加していないことも興味深いですよね。
 決して悪い意味ではなく、王者の風格が感じられます。正直。
 逆に言えば、それらの方々が動き出すくらいのインパクトが必要。

※だからこそ、「ヒット広告施策」である必要があります。
 テレビが話題にする必要があるくらいの。


※また、実は以上のことは、
 05~06年で理論上は言い尽くされています(よね?!)。
 07年は、各業種がその実現に向け、
 力を貯めたり、ルールを整備し始めたりした一年だったのでは。

※ただし、「08年に『ヤマ張り合戦』が起こる!」という予兆が
 業界全体に拡がっている、という事実自体は、
 非常にエキサイティングであり新しいことだと思います。


以上、
当日の会場でも撮影されていた
「08年の広告業界はこうなる!」への回答とします。


さて、最後に、今の僕の心境、
「安堵、不安、やる気、焦り」
ですが、もうお分かりかと思います。

・安堵:「自分の感度は間違っていなかった」
・不安:「果たして競争に勝てるのか?」
・やる気:「大きなチャンスが到来している!」
・焦り:「大きなチャンスを逃してなるものか」

ということですね。
このブログももちろん続けていきますが、
当然、いちプレイヤーとしても頑張っていきますよ。


最後になりましたが、
タカヒロノリヒコさん広告会議さんカワムラさん
本当にありがとうございました。
コンテンツビジネスの可能性02..メディア代理店からコンテンツ代理店へ
前回のエントリーからの流れではありますが、
「コンテンツビジネスの可能性01...2つの新たなアプローチを考えてみる」
の続きでもあります。

そのエントリーでは、

「iメディアは儲からない」
(もしくは、「メディア枠の価格がマスメディアに比して相対的に低い」)

ので、

「iメディア(を含む全体)のコンテンツビジネスで如何に儲けるか」

という命題を設定しました。
今回は、その命題を裏付けるようなエントリーや事例が出てきましたので、そのご紹介。

まずは、今話題のブログ「業界人間ベム」の
「広告ビジネスとしてのコンテンツ開発」というエントリーを引用。

そうなるとコンテンツは消費者より広告主に売る時代になるだろう。
ブランドオリジナルコンテンツへの要請は、
メディアごとのコンテンツ開発を再編する方向に力学が働くはずである。



これもかなり衝撃的な論調ではないだろうか。
すなわち「メディア・エージェンシー」から「コンテンツ・エージェンシー」へのシフトです。

尤もこれだけメディアが多様化した時代、
もやは生活者はメディアにEngageしているのではなく、
コンテンツにEngageしているわけで、
当然と言えば当然かも知れません。


そして次にその流れを裏付ける「コンテンツ」のご紹介。

映画の予告か、HPのCMか
のエントリーのYouTube動画を紹介したかったのですが、
もう見られなくなっているようです・・・w

内容をざっと説明すると、
映画「Jumper」の予告編自体が、hp(ヒューレット・パッカード)のCMになっています。
(正確には違和感なく予告編の中にCMが挿入されている)

まあ今まででも映画のプロダクト・プレイスメントは活発でしたが、これはもうプレイスメントというよりは、「映画コンテンツ自体を広告主のコミュニケーションコンテンツに利用した」と言っていいと思います。
(従来のショートフィルムのようなBranded Entertainmentともまた違う流れ。)
(もちろん、映画タイアップCPNとも違う。)


今まではテレビや雑誌の「メディア」の売買でしたが、
これからはどんどん「コンテンツ」の売買がされるようになってくるかも知れません。

これが、前回のエントリーで書いた「広告代理店ビジネスの変革」の1つの可能性だと思います。
【dissilient】:新旧スキームを再構築する突発事例02...例えばこういう事
※01は前回のエントリーのつもりです。

まずは前回のエントリーの補足から。

「今年は、新たなスキームをつくる契機となる
dissilient(具体的な突発事例)が起こる年」
という主旨を書きました。

前回、色々と書きましたが、その背景を補足すると、
「Web2.0論は2006年であらかた出尽くした」
というのが基本スタンスにあります。

つまり07年という1年は、
「06年までに出た理論と新事業サービスが
力を溜めた年だった」
ということです。

という背景のもと、俯瞰して見て、08年は、
「溜めた力が爆発するような事例」
「ビジネススキームを変える契機となる事例」
が出てくる年になる、そういう主張が、
【dissilient】です。


※もう1点補足するなら、07年は、
 「Web2.0論」
 より、
 「それを具体的・現実的にビジネス化していく上で、
 どういう事(権利スキームや法律)の整理が必要か?」
 に議論の焦点が当たった年だと考えます。


さて、ここからは、本エントリーの本編。

「では、具体的にはどういうことなの?」
という問いに対して、早速2つほど、
そういう事例になりそうな候補が出てきたのでご紹介。


■1つ目
YouTubeを直接見られる「VIERA」、米で今春発売
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/08/news043.html
これは正直、衝撃でした。
「理論的」には勿論考えられてきた話しですが、
「現実的」に出てくると、そうとうなインパクトですよね。。
テレビ感覚でYouTubeが見られるメディア環境にシフトする、
ということです。

即ちこれは、
「テレビ局をすっ飛ばしたコンテンツ提供」
が容易になったことを意味します。


■2つ目
ニコ動「歌ってみた」がCDに? 「ランティス組曲」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/08/news107.html
これも「あーやっぱりなー」という感じです。
在野の素人が人気になってすぐにCDデビューしてしまう・・・。
すごいスピード感です。
今回は「歌手」でしたが、そのうち「作詞作曲」も出てくるでしょう。
「JASRAC」一任の楽曲管理について議論が再燃するのは必死でしょう。

また、レコード会社の意味合いなども変わってきそうです。


さて、
以上2つの事例は何を示唆しているでしょうか。

私は、
「広告代理店ビジネスの変革を迫るdissilient」
だと捉えます。

分かりやすいので、
「1つ目の事例」が「日本でも起こった」と仮定して話します。

・放送法の改正で、テレビ業界が多角化していくのは必死。
(たとえばTBSはその方針を先駆けて発表している)

・「YouTubeテレビ」が発売・普及し、既存指標の視聴率は低下。

・テレビ業界は既存の広告収入以外のビジネスモデルを模索。

・YouTubeのコンテンツホルダーとしてテレビ局がGoogleと積極的提携

・従来のCMモデル以外の広告手法がGoogleとテレビ局の協働で開発。
(たとえば、Branded Entertainment Contentsなど)

・「広告主」「Google/YouTube」「テレビ局」の3社間でのビジネスへ。

・・・なんてストーリーが考えられそうです。
(実際は電通の資本を入れた機能系子会社が出来そうですがw)


つまり、
「広告代理店の食い扶持である『テレビビジネス』が変われば、
『代理店ビジネス』もそれに付いて行かざるを得ない」

ということです。当たり前ですがw

今年はそういう具体的な危機感が代理店に持ち上がる年だと
考えています。
(逆に言えば、持った代理店が今後強い。)
2008年のテーマは「dissilient」...新旧スキームを再構築する力
dissilient
(熟した実が自然に割れて種がばら撒かれるように)弾け飛んだ

何の予感もなく突然世界が弾けて割れるんです。時間や光やそういうものがdissilientするんです。一瞬にして。
(村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス(下)』)



新年あけましておめでとうございます。


昨年は大変お世話になりました。
振り返れば、「偽」の漢字に象徴されるように暗い部分が
明るみになる一方で、「ニコニコ動画」のような在野の才能を
世に送り出す新たなサービスが話題になる・・・

そんな、成熟しきった「旧」と、未来への芽を出した「新」が、
慌しく入り乱れる一年でした。

自分にとっても、成果の積み重ねと、次へのステップの準備を
兼ねた、“橋渡し的な存在”の年だった印象があります。


今年は成熟した難題とぶつかりながら何かひとつdissilient
させたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。



・・・という文面の年賀状でした、今年は。
てなわけで、今年のテーマは

dissilient

です。
ちょっと抽象的なワードになってしまったのですが、
その補足の意味も兼ねて、ここではもう少し掘り下げて書いてみます。

昨年のテーマは、
共有体験。
(「共有体験」を実現するフレームの再構築。)
でしたが、
個人的に言えば、「共有体験」については、
昨年は「ニコニコ動画」の独壇場だったな、
という印象です。
※地味ではありますが、「Twitter」の登場も挙げておきます。
※「共有体験」については、ここここをご参照ください。



(正確には2006年12月からのサービスですが)
昨年春から、こと話題には事欠かなかったニコニコ動画ですが、
ここで改めて、ふたつの側面について指摘しておきます。

ひとつは、
「ニコニコ動画が『生み出したもの』」
です。

様々な話題の作品と、それに伴ったムーブメントを
作り出し続けてきました。
ねこ鍋、初音ミクなんてところが最もメジャーでしょうか。
※アニメ、ゲーム関連では勿論たくさんあるw


で、もうひとつは、
「ニコニコ動画の『事業構造』」
です。

ここでも書きましたが、
基本的にはBtoCのビジネスを目指しているように見え、
実際、プレミアム会員の伸びは順調なようです。
ただし、
ひとつ目に挙げた
『生み出したもの』をキチンと利益化できているでしょうか?

ねこ鍋は理想的な形ではありましたが単発で終わっています。
初音ミクでは早速「着うた」が問題になりました。
※共同声明が出て、落ち着きは見せています。
また基本的に著作権関連の問題は残ったままです。
※JASRACへの支払いは検討中です。


さて、以上ふたつの事について書きましたが、
他のWebサービスについても共通して言えることだと考えます。

たとえば、昨年、爆発的に流行った「脳内メーカー」は、
「サイト内広告」以外で利益を出しているでしょうか?
※類似コンテンツ開発などで利益化している可能性はあるかもです。

mixiと連携してうまくいったマスコンテンツはあったでしょうか?
※おもいっきりテレビなどのように「引用」されることはありますが。


つまり、
Webで高まっている熱量を、マスで発散できないままなのです。
そのため、Web単体で利益を創出せざるを得ない構造となっており、
どうしても「広告」「課金」モデルに頼る構造になっています。

ひとつの情報コンテンツとして捉えられず、
WebはWeb、マスはマス、という概念が、まだどうしてもあるように
思えます。

どうしても、
昔ながらの「マス」のスキームと、
新しく出てきた「Web」のスキームは、
対立してしまうようです。


ただし、予兆はあります。

例えば、「小島よしお」や「恋空」は、
「Web」や「モバイル」がなければムーブメントにならなかったでしょう。
(もちろん、マスの強大な力もあって、です。)

また、悪い例ですが、「テラ豚丼」などでは、
Web上に出た1点の情報が、
あっという間にミドルメディアで熱量が高まり、
マスのニュースへと広がりました。

つまり、Webとマスが、
「1つの情報コンテンツのムーブメントをつくる」
という目的でうまく噛み合ったとき、爆発的な力を発揮することは、
もう間違いないと言って良いでしょう。

ただ、その「スキーム事例」がないのです。
単発単発でヒットコンテンツは生まれていますが、
スキームとして計画されていたもの、単発ではなく続くものは
なかったように思います。

新旧メディアの対立関係はもう限界に来ている感がしてなりません。


・・・ということで、
今年は、その関係が、dissilientして、
その延長にひとつの「スキーム事例」ができるのではないか?
と考えています。

例えば、先に述べた「着うた」問題もその好例に転じる可能性を
持っていると思いますし、
YouTube、mixi、モバゲー、(恋空を生んだ)魔法のアイランド、Wii
などもそれぞれに可能性があると思っています。


で、なぜ、
dissilientなんて言葉を使ったのか?

ということですが、
正直、「スキーム事例」とまで言い切れる明確な何かは
まだ今年は出てこないのではないか?
と考えているからです。

というか、
その「スキーム」が出来る前に、
「圧倒的な爆発的ヒット事例」
が必要だと考えていて、それを「スキーム化」していく
作業になると思っています。


なので、その(爆発する)イメージを表現するのには、
dissilientという言葉がピッタリだと思っています。


まとめると、
今年は、新たなスキームをつくる契機となる
dissilientが起こる年
だと考えている、ということです。
(また、それを何かひとつ起こせれば、とも考えています)

今年もLife2.0を何卒よろしくお願い申し上げます。
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