Life2.0
「Web2.0」時代到来の背景には、生活者自身の気づきや態度変容があるはず。 それを「Life2.0」と捉えて、いろいろな事象を考えていくblogです。
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共有欲求その2...CGMで優位に立つためのブランド情報を設計できる可能性
今回は間単に。

というか、前提となるこのエントリ「共有欲求」が、まだこなれてないので、キチンと書く必要があるのですが、ちょっと議論を進めておこうかと。

というのは、この話題です。
インターネット広告の秘密さん経由で知りました。

企業がCGMで成功する秘訣は「商品の品質」と「ネタの濃さ」
(INTERNET WATCH)


・・・もう少し引用しようかと思ったのですが、このタイトルが結構良い要約なので。

で、何を指摘しておきたいかというと、もう少しだけ、広義に解釈しておきたいな、ということです。

つまり、
「商品の品質」というのを、「ブランドの品質」としたいです。
品質とは、機能的な商品特性だけでなく、イメージ価値も含まれると考えたいです。

また、「ネタの濃さ」は、要するに「エッジの立った差別的優位性」ということですよね?

で、まとめると、
CGMで優位に立つには、
「エッジの立った差別的優位勢のあるブランド価値」をクチコミされるようなブランド情報を設計すること
に他ならないのかな、と考えています。

・・・次回(に書くかどうか分かりませんが)は、もう少し、問題の前提「共有欲求」から整理して書きたいとは思っていますが、とりあえずは、この「ブランド情報の設計」=「ブランドの機能的価値(商品の品質)」+「ブランドコンテクスト」という論旨を書いておきたかったので、エントリしましたっ!w
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既成概念の解放へ?...志村けんブログに見るフラットな思想
うーんと、えーと、日々集めているブログネタと最近の業務とが、微妙に被ったり被らなかったりするので、どのネタ書こうか迷うなー。。
と、うだうだ書きつつ、やっぱりこれにしますか。


というのは、最近ますます気になるYouTubeからの連想で。
そのネタはこれです。

・・・で、なんで「志村けん」なの?
と思われるかもしれません。

でも、考えてみても、
著作権、肖像権のカタマリみたいな人でしょ、志村さんって。
(ちなみに、自分、ファンっす。親に隠れて見てましたw。コントが少なくなった今、バカ殿(とブログ)はずっと続けてほしいな)

その方が、自らの私生活をネット上に解放しているわけで。
普通に優香の写真とか、
(もちろん、本人に「載せるよ」って許可とってあるのでしょうけど)
その他有名人とのエピソードとかが、アケスケに載ってて、スゴイなと。

ただし、どうやら闇雲に解放してるだけでなく、キチンとリスクにも対応してるようですね。
というのが、昨日のこのエントリが象徴かなと。

志村はパソコンしないのにブログって聞きますが
俺が携帯でメール送って、知人がちゃんとアップしてるよ。
デジカメ持ち歩いてるよ。
昨日から手元にパソコンがあって
書き込みがいつでも読めるようになったんだよね。
その前はファックスで読んでたんだ。


多分、これ以前のエントリに対して、「やらせじゃないか!?」という声が上がったのでしょうね。
これに対して、きわめて率直に、知人のヘルプの存在を明らかにして、やわらかく対応しているのが、(知人のアドバイスもあるのでしょうけど)素晴らしいなと思います。
そもそも、「志村けんブログ」を知るきっかけになった「広告会議」さんのエントリやその後思わずチェックしてしまった「イカす!インターネット天国」さんや「近江商人 JINBLOG」さんのエントリ(やコメント欄)に共通して書いてあるとおり「フラット」な対応であり、まさに良いブログの典型ですね。


話しは戻って、このような「有名人自らの解放」って、自らの行動に責任を持てる(事務所の縛りがキツクなかったり、事務所に対して強い発言権があったりする)有名人だからこそできるのだと思うのですが、このような人が、自らをネットへ解放する方向に進んでくれると、きっと、YouTubeに対するテレビ業界の当たり方も、弱くなるかも知れないな、とちょっと期待してしまったのですよ。

いや、そのうち、志村さんが自ら、
「YouTubeにバカ殿の動画、載せたよ~」
なんて、やったら、相当祭りになるな、と妄想してしまってw

でも、こういう影響力の強い方の発言や行動って、実はキーポイントなのかなと思うので、いや、長く続けていただきたいものです。はい。
Life2.0コンテストβ...2.0コンセプト普及のジレンマ
・・・まあ、結局バスワードになったってことですよね。2.0

というのは、これ

まあ、別にいいんですよ。
ネタをWeb上で集めて、生活者に評価までさせて、玉石混合の自動選別も行い、それを出版するってアプローチも、Web2.0が絡むビジネスモデルの王道っちゃ王道だし。

面白い投稿もあるし。

でも、どうせなら、wikiとかにして、投稿ネタを編集できるようにしておいて、ネタの精度を上げ、編集なしで出版する!くらいの思い切りをやってほしかったかも。かも。

で、さらに、定義と、例がなあ。。なんだかなあ。

昨今、インターネットで賑わっているブログやSNSといった参加型メディアは、インターネットの進化を表すWeb2.0の1つの要素とされていますが、Life2.0は、Web2.0の参加・共有の考え方をヒントに、日常生活を進化させる面白い2.0のアイデアを募集し、ユーザー同士が共有して楽しんでいただこうと企画いたしました。
(Impress R&D)


って書いてるにも関わらず、すぐ下に書いてあるLife2.0のコンセプトが

1.0は見ている世界、常識にとらわれた世界、現状維持。努力をすれば成果はあがるか、進化はしない。 2.0は新ルール・新発想で日常を面白く変えること。身近なことから始めるプチ・イノベーション。


で、
その例が、

通勤1.0→急行電車に乗る
通勤2.0→スケボーで行く


だもんな。しびれる。

別にコンテンツのアウトプットが変わるわけではなく、その生成プロセス構造のパラダイムシフトの象徴が2.0的コンセプトのエッセンスだと思うんだけどなぁ。
(なので、Life2.0は、そのプロセスを担う生活者の意識のシフト。ネット(の先にいる一般生活者)への信頼(と既存メディアへの疑問提示)、積極的な共有、既得権益の打破...etc.)
まあ面白きゃいいのかなぁ。

せめて、この例は、

通勤2.0→通勤しない。好きな場所で働く。

くらいにしてほしかったなぁ。スケボーの例ってなんか誤解される気がするんだけどなぁ。
でもこんな例(通勤しない)じゃ、面白くないのかなぁ。うーん。。

いや、これ、投稿しませんよ。
インプレスさんのニュースリリースへのトラックバックはしますがw
インフラのシフトの一方で変わらない真理...いいコンテンツが流通する
書こうと思っているエントリが他に何件かあるのですが、ネット記事チェックをしていて、思わず釣られてしまった記事があったので、予定を変更して釣られてみますw

「インターネット広告のひみつ」さんで、こんな記事が紹介されていました。

「テレビはつまらない」。
なのに、ネットでテレビを見る不思議



・・・不思議じゃない、全然不思議じゃないよ!

今まで、その時間1点でしか見られなかったコンテンツが、Web2.0というインフラ整備により、(話題や)人気の高いコンテンツがいつでも見られるようになった、だけのことですよね?

「テレビがつまらない」
というのは、テレビのコンテンツに対する平均的評価であるわけで、各コンテンツに限ってみれば、面白いものも面白くないものもあるわけです。

で、記事中では、

「極楽とんぼ加藤氏の謝罪コメント」「亀田パパVSやくみつる」「24時間テレビ100キロマラソンでの伴走者の恫喝シーン」などなど。
(日経ビジネスオンライン)


というコンテンツを取り上げているのですが、これって、毎回同じ時間帯にやってる面白コンテンツではなくて、突発的に起こったコンテンツですよね?

つまり、CGM上で、コンテンツの玉石混合が自動選別され、面白いものだけが、ネット上に上がっている状態になっているってことです。

だから、
生活者はテレビというインフラではなく、ネットというインフラを使い、テレビ発でもネット発でもそんなの関係なく、(自分にとっての)面白コンテンツを見る、と。
ただ、それだけの話し。

で、結論としての、

けっきょくは「イイモノ」が勝つ、という当たり前の結論に行き着くしかないのではないでしょうか。
(日経ビジネスオンライン)


は、全く同意です。


ここまで書いて、やっぱり釣られていると思うのですが、
この論考シリーズ「Web2.0(笑)の広告学」は、このような事象(例えばテレビとWebコンテンツについて)に興味をもち、話題にしてもらうことを目的に、やさしい言葉づかいで、結論ではなく、当たり前の疑問から導入する、というアプローチを採っています。

で、まんまと釣られた訳ですね、はい。
いや、秀逸。
共有欲求をつくる...面白くてビジネスになるメディア・コンテンツ生成(玉石混合の自動選別)のコツ
・・・ずぅーっと、心に引っかかっていたエントリがあって、そのことについて、何か書きたいな、書くとスッキリするな、後々役に立つな、と思っていたのですが、ちょっと挑戦。

いや、shimazoffさんのこのエントリなのですよ。

■コンテンツについて

よくわからんけど、ゲームの面白さはルールで決まるでしょ?だから、面白いコンテンツをユーザに作ってもらうには、面白いルールが必要なんだよね。


■メディアについて

mixiも2ちゃんねるも、ニュートラルな場所だから成立するんであって、フジロックが、自分のWEBサイトで、『はい、この場所でみんな語り合ってね』って場所を提供しても、そんなに客はついてこないよ。
(中略)
むしろね、場所とかを限定するのとは逆に、もっと解放すること。ユーザが好きなように楽しんでもらう余地をたくさん作ることが大事なんじゃないかなって、最近は思うね


このエントリを読んだときに、非常に共感するものがありました。
以前、漠然と考えたことがある
「完全な自由は、不自由に近い。」
という命題に似ていたからです。

つまり、上記2つのことは、相反することを主張しているようで、実は本質的に全く同じことを表現しています。
端的にまとめると、以下のようになるかと思います。

■面白いコンテンツのつくりかた
・ユーザに一定のルールを課し、その中で自由に遊んでもらう。

■活用してもらえるメディアのつくりかた
・ユーザに使ってもらえるツールを提供し、それを自由に使ってもらう。

両者とも「完全な自由」ではなく、「制限のある自由」です。

・・・と、ここまではshimazoffさんのエントリを読んだときに、何となくすぐに考えはまとまったのですが、なんか抽象的で一般論に過ぎるし、なんだかなー、と思っていたのです。

そして、今日なんとなくネタ帳(というかメールのネタフォルダ)を眺めていたら、こんなブログエントリのクリッピングを発掘。

2004年1月にオープンしたCGM型旅行情報サイト「4travel」は、着実に収益を上げている口コミメディアだ。月間ユニークユーザーは約200万人で、約2万人が7万以上の旅行記を登録している。


津田全泰社長(30)は「今CGMと呼ばれているものの多くは、MediaになりきれていないCG“C”(Consumer Generated “Contents”)だ」と指摘。ユーザーが作ったコンテンツをメディア化する仕組みを作ることが、収益化のカギだと語る。


コンテンツを数多く集めるために、ユーザーに「発信したい」と思ってもらえる仕組みも必要だ。ただ旅行記を書いてくださいと“丸投げ”するのではなく、投稿フォームを工夫したり、旅行記を書いた地域を塗りつぶせる「渡航地図」を提供するなど、発信の意欲を高める仕組みも用意した。


・・・ああ、これも、
「制限のある自由」
の一例だなぁ、と思ったのですが、ここでふとした疑問が浮かびます。

「なぜ、フジロックについての『情報交換を集約する場』の提供は成立しなくて、旅行についての『情報交換を集約する場』の提供は成立するのか?」






で、いきなり自分の結論ですが、

「旅行というコンテンツは、『個人的な経験』であり『説明しづらい』ので『語るため(他人に共有してもらうため)のツールが必要』」
であるのに対して、
「フジロックというコンテンツは、『共有経験』であり『(参加者には)説明しやすい』ので『語るためのツールは不要』」
(なので、フラットな場であるmixiや2ちゃんねる等で盛り上がる)

・・・つまり、

「そのコンテンツの経験者が極度に少ない場合、その共有を補助するツールの提供により、場(コンテンツ・メディア)が成立する」
(mixiは「人生」という極めて個人的なコンテンツを共有する場ですよね。)

ここで気づきました。
これって、
SocialDataBaseの考え方そのものなのでは?と。

ドリコムの内藤社長が提唱していますよね。

小さい額の出稿広告をスケーラビリティある仕組みを作っていくことが重要になっていくだろうと考えておりました。


一方、電通さんが発表しているインターネット広告市場規模にでてこない、もう一つの広告市場があることに注目をしてました。
それは特定カテゴリーのインターネット広告市場です。
求人、不動産、旅行、車、地域情報、教育などの特定カテゴリーのインターネット広告サービスの多くが上記市場規模に入っていないじゃないかということです。


このような「あるテーマに対する個人経験の共有の場」は成立します。
(んで、テーマをある程度絞ると広告メディアとして有用になりやすい。)

そのときのコツが、
「経験を楽しく書いてもらうためのツールの提供(制限)と場の雰囲気(自由)」
という訳です。


ところが、
その個人経験の対象が極めて限定的(テーマが狭い)なものになると、個人経験を共有する必要がなくなってしまいます。

例えば、商品、とか。
「この商品についての情報交換の場を設けましたー!」
といっても、誰も寄ってこない、ということですよね。

・・・だからこそ、その場合は、
cause marketing
なアプローチが重要になってくるのか。


つまり、ポイントは、
「共有欲求」をつくること。
その前提があれば、
「経験を楽しく書いてもらうためのツールの提供(制限)と場の雰囲気(自由)」
というアプローチで、
「SocialDataBase」(有用な広告媒体にもなる)は機能する。


うーん、当初のもやもやはスッキリしましたが、新たなもやもやが出てきたなぁw

共有欲求があまりないもの(例えばコモディティ)を、どう喚起していくのか?

というテーマに対する、具体的なアプローチ手法。
(cause marketingは漠然とした解の1つではあるのだけれど)
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