Life2.0
「Web2.0」時代到来の背景には、生活者自身の気づきや態度変容があるはず。 それを「Life2.0」と捉えて、いろいろな事象を考えていくblogです。
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ブランド情報自体にインタラクティブ性を持たせる...ニコニコ動画企画「まんがの達人」
広告ビジネスの変革において、象徴的な年になりそうな08年、
ひとつ、
クライアントと生活者のコミュニケーションに貢献できた事例が
できましたので、ご紹介します。

アシェット・コレクション・ジャパンさまの「まんがの達人」という
分冊百科のプロモーションに、
プランナーの1人として参加しました。

※営業Iさん、ディレクターIさん、機会を与えてくれてありがとうございました。

さて、企画の内容ですが、
「TVCMやバナー広告による購入サイトへの誘導」をベースの
コミュニケーションとしつつ、
バナー出稿先の1つの「ニコニコ動画」という場を使って、
新しい試みに挑戦しました。

基本的には、3名の「画伯」が「まんがの達人」を使って、
実際に絵を描く動画をアップしていく企画です。

まずは、こちらの動画をご覧ください。

※動画の説明文にあるリンク先の動画も、
 ざっとご覧になってから、以下を読まれると分かりやすいかと思います。


この動画を起点に、以下のような企画を実施しました。

・この動画で、「かおりん画伯」を紹介。
・「かおりん画伯」に描いてほしい絵を電話(フリーダイヤル)
 で、リクエストしてもらう。
・リクエストを受けたら、すぐに描いて、すぐに動画をアップ。
・一方、「かおりん画伯」とは作風が対照的な「萌えP」を
 立て、同時並行で絵を描いてもらい、進捗を随時報告。
・電話リクエスト受付時間中に、「第3の画伯」登場を予告。
 (ニコニコ動画でファンが付いているこの方にお願い)。
 企画実施同日夜から数日に渡って、動画をアップ。

・・・と以上のような設計で企画を実施したわけですが、
クライアントのアシェット・コレクションズ・ジャパンさまから、
こんなうれしいコメントを頂戴することができました!

今回のニコニコ動画運用は独自の手法で、
我々のコレクションのローンチにあたって
Buzzを作るのにとても効果的だったと思います。
製品を通じて、補償そしてデリバリーできる要素
(どうやってマンガをかけるのかをわかりやすく、より面白く)を、
広告と連動させて展開している良い手法でした。
アシェット・コレクションズは、今回のニコニコ動画の素晴らしい
働きにに改めて感謝申し上げます。


はい、今回の企画のポイントは、まさに
「どうやってマンガをかけるのかをわかりやすく、より面白く」
ということを
「生活者(ニコニコ動画ユーザー)と一緒になって伝える」
言うなれば「共有体験をつくる」ということだったと思います。

つまり、
「ブランド情報『自体』にインタラクティブ性を持たせる」
ということです。

よく、
「コミュニケーション、インタラクティブであるべし」
という論調があり、それはその通りだと思うのですが、
CGM/UGCがこれだけ発達している現在、
コミュニケーションの「やり方」だけではなく、
乗っかる情報自体にもインタラクティブ性を付与した方が、
より良いと考えます。

基本的なスペックなどの、「ブランドのコア情報」は、
なかなか変えられませんが、
そのコア情報に至るまでのコンテクスト
(コア情報の周辺に漂う「周辺情報」)をキチンと設計する
のが、これからは大切ではないでしょうか。

①ユーザーに流通しやすい情報を付与する。
・今回の企画では、そもそも「まんがの達人」という情報が、
 ニコニコ動画という場で流通しやすかったのがポイント
 だったと思います。
・その他にも、「描いてみた」という企画や、
 「萌えP」「ニコニコ動画で人気の絵師」など、
 ニコニコ動画上のコンテクストを意識して、積極的に
 取り入れています。

②情報に「突っ込める余地」を残しておく。
・わざわざ電話でリクエストしてもらう。
・ヘタウマな「かおりん画伯」。
・何を描いたかは、明かさずに動画をアップ。
・三者三様の画力と作風。

以上のように、情報自体を「設計」することで、
ユーザーとの、
リアルなインタラクティブなコミュニケーションが生まれ、
結果的に、商品ブランドのコア情報である、
「まんがを描く練習を楽しんで続けていける」ということを
ユーザーと一緒になって伝えられたと思います。


また、以上の考察
「ブランド情報『自体』にインタラクティブ性を持たせる」
は、1年以上前に書いた
共有欲求その2...CGMで優位に立つためのブランド情報を設計できる可能性
で指摘していた事への具体的なアンサーにもなっている
かと思います。


最後になりましたが、
アシェット・コレクションズ・ジャパンさまのご理解に
深く感謝いたします。本当にありがとうございました。
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コメント
この記事へのコメント
おもしろかったです
すごいと思いました。
「描いてみた」という表現(踊ってみたと同じように)をちゃんと踏まえてるあたりが特にいい。

こういう試みにゴーサインが出せるアシェット・コレクションズさんもすごいですよね。
これからも楽しみにしてます!!
2008/02/05 (火) 19:43:11 | URL | 河野 #JalddpaA[ 編集]
おぉー
すごい、普通に面白い。
今度色々お話きかせてー。
2008/02/05 (火) 23:35:35 | URL | アイカワ #-[ 編集]
河野さま
コメントありがとうございます!
そうですね、やはり「文脈に乗せる」ことが大切だと考えています。
・・・というか、今度ぜひ一度ゆっくりとお話ししたいです!

アイカワさま
もういつでも!
2008/02/06 (水) 18:28:14 | URL | うめ #-[ 編集]
難しいことはわかんないんですけど・・・素人の私も、なんだか面白そうって思えました。
電話でリクエストについては、今の時代にアナログな感じしますが、私自身は昔ラジオの音楽番組に結構電話してたので(古い?)、逆に気軽なツールだという印象です。
2008/02/06 (水) 19:45:44 | URL | ayako #-[ 編集]
ayakoさま
「気軽なツール」なるほど。
むしろネットより親近感があるのかも知れませんね。
ラジオの電話リクエストね~♪まさに今回はそんな感覚を狙っています。
あ、どんなリクエストが上がったか集計して発表するのも面白いかも、なんて今思いましたw
2008/02/06 (水) 21:31:41 | URL | うめ #-[ 編集]
なんか、今日初めてちゃんと見ましたが、
すっげぇええぇぇ!!!
マンガを描くのに夢中になっていた童心の記憶が呼びさまされました。
お世辞ぬきにこれちょっと欲しい、欲しいです・・・

莫大な制作費をかけてやるTVCMよりも効果あるんじゃないかな~というのが肌感でした。
おつかれさまでしたー!!!
2008/02/08 (金) 18:43:01 | URL | komoripa #TiG4rlbU[ 編集]
komoripaさま
やっぱり、実際に楽しそうに描いているところを生々しく見せたのが良かったと思ってます。その方が、共感してもらいやすいと思うのですよ。
ただ、
「莫大な制作費をかけてやるTVCMよりも効果あるんじゃないかな~」
↑は、リーチを考えると、やはりTVCMに勝るものなしです。
それぞれの役割を考えて、うまく使い分けてあげるのがポイントで、今回の施策は、その第一歩をキチンと踏み出せたと評価しています。
今後は、より積極的に、両者を関連・統合させた施策で、効果を増幅させることかな。難しいんだけどね(笑)。
2008/02/10 (日) 21:51:42 | URL | うめ #-[ 編集]
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2008/02/05(火) 17:52:45 |
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2008/02/05(火) 18:03:23 | ???
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2008/02/05(火) 18:04:37 | ? ??å???ä?
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